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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2011-02-18 【電子化が進めば、公務員はもっと減らせるはず】76.95kg

本日はですね、京都と大阪に行ってまいりました。お店の用事ではなく、全くのプライベートな用事で。6年前に亡くなった母親の預金通帳の相続手続きをしていたのですが、母親の出生から死亡までの連続した戸籍が必要とのことで、各区役所を回っておりました。ワタクシの母親は戸籍を転々と動かしておりまして、名古屋市内の区役所を4カ所ほど回ったところで、次の手がかりが京都・中京区ということが判明。さてどうするか? とうことで相続の手続きが頓挫していたのが、ちょうど1年前のお話しでございます。

いつまでも放置しておくわけにもまいりませんので、夕方までお休みをもらって京都まで行くことに。京都、中京区役所で母親の戸籍(除籍簿)をもらいますと、次の手がかりは大阪の阿倍野区。さぁ、大阪に移動でございます。電車を乗り継ぎまして、大阪市の阿倍野区役所へ。

と、ここまで読んで、どうして区役所のハシゴをしなければならないかと疑問に思っていらっしゃるかもしれませんね。実は、戸籍というのは存命中に入籍や転籍といった移動がありますと、移動先の区役所に全ての管理が移ってしまい、各区役所にはその戸籍を預かっていた期間の記録しか残っていないそうでございます。それでワタクシの母親のように入籍や転籍で戸籍が動いておりますと、その動きを逆にたどりながら区役所のハシゴをすることになるのでございます。

という事情はあるのですが、大阪の阿倍野区役所で、その事情は大きく変わることに。なんと阿倍野区役所の担当の方、ワタクシのひいおじいさんの代まで調べてくれたのでございます。大阪市は戸籍の電子化が進んでおりまして、大阪市内の移動であれば、1カ所で記録を追跡することが出来るそうでございます。ワタクシの母親は大阪市の旧南区(現在のミナミのあたり)の生まれとのこと。夕方までかかるかなと思っていた戸籍の追跡、なんとか昼過ぎに完了したのでございます。

1年前は名古屋中をハシゴさせられた名古屋市の戸籍ですが、今現在は16区中13区まで電子化が進み、今年度中にすべて電子化されるそうでございます。これだけコンピュータが進んでいる時代に、戸籍の管理は実に原始的な手作業でやっている地域がまだ多く残っているはず。ワタクシは戸籍や住民票の電子化には大賛成なのでございますが、個人情報ウンヌンでの反対意見も多少あるとのこと。でもね、国民年金の管理のグダグダを考えるに、今やID番号(シリアルナンバー、背番号)とコンピューターによる一元管理は必要不可欠だと思うのでございますが、どうなのでしょうかねぇ。


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