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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-02-13 【金の成る木を切るな!】

2日前に薬物のお話をしましたら、槇原敬之さんが薬物関係で逮捕されたとか。う~ん、こういうのをタイムリーと呼んで良いのかどうか微妙な気分でございます。報道では「所持」としか言われてませんが、今後の成り行きが気になるのでございます。

以前、徳井義実さんの税金のお話のとき、ワタクシ、「泳がせておいて、定期的に税務調査に入って重加算税をゴッソリ取った方が、税収入的にはよろしいのではないか」と申し上げました。同じ様な理論を、槇原敬之さんにも当てはめてみたいと思うのでございます。

海外には「司法取引」なんて制度がございます。また、懲罰に「社会奉仕」なんて項目が有ったりいたします。そこで、こっそり逮捕した槇原敬之に、こんな司法取引を持ち掛けるのはいかがでしょうか?

「今回の逮捕は、起訴しない。そのかわり、薬物依存の治療・社会復帰のサポートのために、向こう○年間、毎月○万円の寄付をすること。またやらかしたら、期間がさらに延びるからね(ニヤリ)」

という司法取引を持ち掛けるのでございます。○年間、○万円の部分は、芸能人相手ですからかなり「お高め」の設定でもいけるでしょう。司法取引ですので、こっそりとやる。どこにも公表しない。槇原敬之は起訴されず、お仕事も続けられ、イメージも傷つかない。そして、サポート団体も高額の資金援助を受けられる。あら、ウィンウィンの関係ではないですか?

せっかくの「金の成る木」を切り倒すのではなく、コッソリなぁなぁではございますが、「有効に利用する」のでございます。コッソリやるというのは、やはり薬物で逮捕されると、いろいろ自粛されて本人は開店休業状態になってしまうから。もしそういった自粛ムードがないのならば、この様な「司法取引」を合法化して、オープンでやって欲しいくらいでございます。

見せしめで芸能人を逮捕、各方面に大迷惑、過去作品まで放送・販売自粛、本人無職で復帰は不透明、サポート団体は相変わらず資金難。この悪循環の中の、どこにプラスがございますか? まぁ、逮捕した警察の「メンツ」は保たれてるでしょうけどね。

「悪いことをしたのだから罰するべき」という風潮は、確かに根強いとは思いますよ。しかし、日本の場合、あまりにも遅れている依存者への救済・治療に何かしらの対策を立てるということも急務。こと薬物がらみに関しては、この「社会奉仕」と言う形の懲罰、いかがなものでしょうか? 関係者の方々、よろしく!

そうそう、カジノもギャンブル依存とかで揉めてますけど、そもそも、依存症の治療に対して長年無策な日本の政治家がギャンブル依存を心配するとか、あ~あ、チャンチャラ可笑しいのございますよ。策も対案も無いのに、ケチだけは付けたがる。日本の政治家の方々も、優越感コンプレックスでしょうかねぇ。では、では。


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