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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-02-26 【光あるところに影がある】

当店の広告が載っている『週間実話』に、「風俗かわら版」という記事がございます。全国の風俗案内の記事なのですが、その記事に、当店の「藍井みか」が紹介されております。2/27(木)発売の『週間実話 3/12号』でございます。コンビニなどで見かけましたら、立ち読み、あるいは購入などして下さいませ。

コンビニからエロ雑誌が排除されてから久しくなります。まぁ、それでも、チラホラと置いてあったりしますけどね。本部の方針とは別に、各店舗の店長さんの意向とかも有るのでしょう。

エロ雑誌やお酒が「普通に」売られていることが、諸外国からは異様に見えるそうでございます。日本ってのは、「それを買う未成年が悪い」という感覚が強いですが、欧米では「未成年の手の届く所に置いておく大人が悪い」という考え方でございます。ですから、ショップに対する規制が非常に厳しいのでございます。

日本ってのは、エロやお酒やタバコの販売にかなり寛容な歴史がございます。基本、性善説なのですよね。ただ、こういった物が、エロ本屋、酒屋、タバコ屋といった専門店で販売していた形からコンビニへと移行したことで、急に身近な存在になったのは間違いございません。エロ・酒・タバコの「大人しばり」の影が薄くなったのでございます。

そこで思ったのですけどね、こういった「大人しばり」のある嗜好品は、その「しばり」が強いほど魅力が出るということ。つまり、手に入れるためのハードルが高いほど、それを得たときの快感が強くなるはず。コンビニで売られているのは便利ですけど、そのために「大人しばりの影の魅力」は大いに減じた様に思えます。

レンタルビデオ店とか、エロ系はちょっと特別な場所に置いてございますよね。カーテンで仕切られていて、ちょっと入るのに勇気がいる。あれだから、興奮もひとしおだったのでございます。やはり、コンビニの棚に普通に並んでいてはいけない。コンビニの棚では、「影」がないのでございます。

いっそ、コンビニ内の一角をカーテンで仕切りましょう。その内側は、ちょっと暗めの照明の方が似つかわしい。そんな「大人の嗜好品コーナー」を作るのでございます。子供は厳禁。そのカーテンの中には、エロ、酒、タバコのオンパレード。いや、1店舗全部を大人向けにした「ブラックコンビニ」なんてのも作れないでしょうか!

まぁ、冗談はさておいて、コンビニに何もかも並んでいて便利にはなりましたが、その便利さと引き換えに、何か大人しばりの商品の持つ独特な魅力は弱まったような気がいたします。やはり、影のある商品は、明るい所に出ちゃうと色褪せちゃうのですよ。やはり、大人の嗜好品には「後ろめたさ」がないとね! では、では。


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